ヤングアゲインキャットフード

猫のアレルギー
 
猫のアレルギーは、一般的に呼吸器、かゆみ(しばしば顔面、耳および時には足)および消化器の問題の3つの形態の1つ以上が組み合わさることが多いものです。アレルギーには、環境および/または食物に関係することがあります。一時的なかゆみや鼻水などの反応が、特定の時期にのみ現れます。猫の耳をかゆがったり、鼻水を出している場合、その時期にのみ起こる花粉やカビによる季節性アレルギーの可能性があります。アレルギーは通常、シーズンの変化に伴って消滅するので、軽度の季節性症例では治療はほとんど行われません。しかし、症状が十分に深刻な場合、獣医師は猫の症状をコントロールするのに役立つ薬を処方してくれます。
 
食物アレルギーは、かゆみ、またはかゆみによるかさぶたとして現れることがあります。食物アレルギーはまた、嘔吐および/または排便の問題として現れることもあります。猫が餌の中の問題成分を食べ続ける限り、食物アレルギーは継続します。ほとんど全ての食物アレルギーはタンパク質に関係しています。そのため、食物アレルギーが疑われる場合、今与えている餌と異なるタンパク源を含む餌を与えることが有効です。これは、多くの餌には、ジャガイモ、米、ブルーベリー、または他の野菜が未加工のままで使用されているため、難しい作業となります。というのも、これらの野菜にも、アレルゲンとなり得るタンパク質が含まれています。例えば、トウモロコシ、米およびジャガイモはすべて約7〜8%の植物タンパク質を含んでいます。
 
「ヤングアゲイン」のキャットフードには肉のたんぱく質、特に鶏肉、豚肉、ニシン(魚)のみを原料としています。いくつかの食品に少量のジャガイモデンプンを使用しますが、精製されており、植物タンパク質は含まれていません。猫の餌を変えることで、アレルギー症状が消えれば、問題は解決します。「ヤングアゲイン」のキャットフードを与えても、アレルギー症状が続く場合、食物アレルギーの原因を、鶏肉、豚肉、または魚に絞ることができます。酵母は時々アレルゲンになりえますが、ほとんどないと言っていでしょう。あなたの猫が前出の3つのタンパク質のうちの1つにアレルギーがある場合は、単一のタンパク源でできたキャットフードを見つけて再度テストする必要があります。
 
ほとんどの人は、単一のタンパク源から作られたウェットフードを選び、原因と考えられる肉を特定し、それが含まれていないウェットフードを与えます。獣医によれば、単一タンパク源のウェットフードのテストは、2週間継続した方がよいです。単一タンパク源のウェットフードを試す場合、他の植物材料が含まれていないことを確認してください。アレルギーには複数種類のタンパク質が関与する可能性があります。
 
軽度の食物アレルギーは、通常、皮膚および耳の炎症を引き起こし、重症度のレベルは多岐にわたります。しかし、重度の食物アレルギーは通常、嘔吐や時には下痢を引き起こします。通常、嘔吐は最初の症状として観察されます。ほとんどの場合、猫は食後1時間後以上嘔吐し、吐き気は通常液体またはシロップ状であり、胃液のような匂いがします。既に消化プロセスが開始されたためです。下痢もまた起こりうる症状です。下痢は液体便で、軟便は下痢ではありません。
 
一般的に、猫が食物アレルギーに関連した嘔吐や下痢を患っている場合、数日の間に頻繁に起こるようになり、猫は食べ物を受け付けなくなります。異なるタンパク源を持つ別のキャットフードを見つけて、もう一度やり直す必要があります。このレベルの食物アレルギーに効く薬剤はめったにありません。
 
すべての嘔吐にアレルギーが起因しているわけではありません。毛玉や腸閉塞の場合も、猫はしばしば嘔吐します。猫が餌を与えられても嘔吐を続けたり、嘔吐が突然ひどくなった場合は、腸閉塞の可能性があります。直ちに獣医に診てもらってください。
 
餌をほとんどそのままの形で吐く猫は、食道から餌を逆流させています。これはしばしば食べ過ぎるか、あまりに多くの食物を一度に食べることによって引き起こされます。これは胃からの嘔吐と同じではありません。毛球(ヘアボール)は、しばしば逆流を起こす可能性のある別の要因です。逆流は、食道筋肉の機能不良からも起こり得ますが、場合によっては、背の高い容器で猫に餌を与えることで逆流を矯正することができ、重力により、嚥下を助けることもできます。
 
食べすぎもまた、軟便の原因になります。猫の胃がいっぱいになってから、食べ物は湿り、15〜20分くらいで膨れ始めるでしょう。膨張すると、猫はお腹がいっぱいすぎると感じるようになり、圧力を和らげるために、余分な分を戻します。これは有害ではありませんが、可能であれば避けた方がよいでしょう。胃の中にヘアボールを常駐させている猫は常に空腹で、胃に入れることができる量以上を食べようとするかもしれません。
 
猫の過食の主な理由は、他の猫との競争の場合、または餌の容器が空のように見えることがあります。 猫は餌が全部なくなる前にできるだけ食べておこうとします。「自由採食法」で詳細をお読みください。(R-A-6「自由採食法」)
 
猫のアレルギーは複雑です。あなたの猫の食生活や消化の異常や変化については、常に獣医師と協力してください。


マーガレット A. ウィスマン 獣医師
Margaret A. Wissman DVM 

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